終活コミュニティカフェに見学がてら、お邪魔してきました。

 BLUE OCEAN CAFE│終活コミュニティカフェ
 http://blueoceancafe.tokyo/

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このカフェなんですが、
ワークショップ・デザイナー仲間が関わっているということで知ったのですが、
ちょうど、ワークショップやセミナーをする人向けの説明会を行うということで、
その説明会に参加してきました。

カフェの雰囲気

BLUE OCEAN CAFE は、“終活コミュニティカフェ”と謳っているとおり、
終活のみならず、地域のコミュニティとしても使って欲しい。
そんな願いの入っているカフェです。

母体は、クルーズ事業や海洋散骨事業を行っている会社さんということで、
江東区、住吉という地上な場所にも関わらず、
なんとな~く、海(ヨット)の雰囲気の漂うカフェでした。

クルーズ事業:ハウスボートクラブ
http://www.hbclub.jp/
散骨事業:ブルーオーシャンセレモニー
http://352.co.jp

Cafeを訪れる前は、
終活カフェというと、お年寄り向けの落ち着いた感じなのかな?
との思い込みがあったのですが、とても良い意味で裏切られてしまいました。

場所も、住吉駅のA1出口から2分程度と、とても交通の便のよい場所です。

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メニューも、カレーやサンドイッチといった軽食や、
コーヒー紅茶といった飲み物が用意され、そのコーヒー豆の販売もしています。

夜のあまり遅い時間までは営業してないそうですが、
お酒を飲むことも可能だそうですよ。

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今回、紅茶をいただいたんですが、とっても香り高く、美味しかったですよ。
サンドイッチも、チキンサンドを頂いたんですが、
チキンも柔らかく美味しかったです。
一つ残念なことがあるとしたら、
サンドイッチのパンがフランスパンの様に耳の硬いパンだったので、
高齢者の方が気軽に食べるにはつらいかと思いました。

でも、普通のカフェとは違う

BLUE OCEAN CAFE は、外面も内面も ぱっと見、普通のカフェなのですが、
まず、ディスプレイが普通のカフェとは違っています。

綺麗にディスプレイされているは、骨壺や終活に関わる書籍等なんですよね。

とはいえ、これらの展示は、とっても綺麗に展示され、
骨壺なんかも、これが骨壺なの???
って驚いてしまうものだったり。

本当、違和感無く、ディスプレイされています。

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季節柄、骨壺でおひな様飾りがつくられ、
外から見られる場所にディスプレイされてました。

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このカフェでは、「生き方、逝き方、活き方」ということをテーマに掲げられており、
終活を流行ではなく、文化にしたいということをおしゃっていました。

そして、従業員の方の半数は
終活カウンセラーという資格を持っているということでした。

そんな、人生の終わりに至る時間を豊かに過ごして欲しいとの願いがあり、
創られたカフェからは、温かい気持ちを感じるのでした。

生き方
これからの人生を充実させる
逝き方
人生のエンディングの準備
活き方
自分を磨く・交流する

どんなワークショップができるかな?

ここでワークショップを行う場合、
15時~18時のカフェのアイドル時間を使って行うことになるそうです。

カフェの参加者は、60代くらいの方を対象としているそうですが、
地域のコミュニティになって欲しいとのことで、
他の年代の方や、お孫さんと一緒に参加されることも望んでいる様子。

そう考えると、小難しいワークショップより、
年代を問わず楽しめるワークショップがよさそうですね。

特に春休みや夏休みは、お孫さんと一緒に参加できるワークショップも良いな。

色んな妄想が浮かんできます。
これから、多くの人が楽しめるワークショップを考えたいな。

これからの期待

この様な、終活をテーマとしたコミュニティーカフェは、
ここが初めてとのことです。
ここも、2015.2.21[土]にオープンということもあり、
まだまだ試行錯誤とのことでした。

でも、このような取り組みは、
“これまでの自分の人生”や“これからの自分の人生”
そんな“自分のこと”を考えるよい切っ掛けになると思います。

1994年には、総人口における65歳以上の方の割合が14%を超え、
超高齢社会と呼ばれています。
2015年には26%になり、4人に1人が65歳以上になると言われています。

今後、高齢者の方の割合が増えていく中、
このようなカフェがコミュニティとして大事な要素になっていくと考えます。
また、ワークショップ・デザイナーとして、
一つでも貢献できたら嬉しいと思っています。