ワークショップデザイナー仲間(※)の開催した
「演劇ワークショップ」(以降、演劇WS)に参加しました。
演劇WSというタイトルの通り、
劇を演ずることをテーマとしたワークショップです。
(※)青山学院大学、大阪大学で開催されている
ワークショップデザイナー育成プログラムの修了生の仲間です。
http://wsd.irc.aoyama.ac.jp/
演技は苦手なんです
今回ご縁があって、演劇WSに参加したのですが、
演技するってむっちゃ苦手なんですよね。
小学校、中学校と、劇の発表会的なイベントでは
率先して裏方をやってきたくらい苦手。
演劇以外にも、ダンス、音楽等々、表現する関係は本当に苦手です…。
でも、まぁ、以前は、ワークショップすら参加するのを苦手としていたので
それに比べたら、今は、かなりの成長したと言えますがね (^-^;。
とはいえ、演技することが苦手と言いながらも、
インプロ(即興演劇:インプロビゼーション)のワークショップに参加することは好きだったりね。
インプロWSは演ずるってよりも、即興で遊ぶのがとっても楽しいってのがあるんですよね。
演劇WSの奥深さ
演劇というと、脚本家が書いた台本を、
役者が観客の前で演じる劇というのが普通なんでしょうか。
でも、演劇WSってただ演劇をすることがメインではないんです。
やっぱり、ワークショップというだけあって、
ワークショップらしい仕掛けが沢山盛り込まれていました。
ワークショップの観点からみると、
- 非日常
- チーム作り
- 個人の枠を超える行動
- 楽しさ満載
他にも、多くの要素が盛り込まれています。
特に、ちょっとずつ自分の枠を超えながら、
気付いたら人前で演技をしているような。
演劇WSならではの仕掛けがとっても興味深かったです。
演劇なんだけどコント?
今回の演劇WSは、他のグループが創作した場面設定を
自分達のグループが演じていくという形がとられました。
そんな訳なので、場面設定するグループも、
あり得ない設定を遠慮無しにつくっていって(もちろん自分達も・笑)
お互いに、月面を場面に選んで、場面設定をつくったのも、
とても興味深い出来事でした。
そんな場面設定なのですが、
グループ内でお互いに、台詞を加えていったりと、
本当に、色んなアイディアが出ますよね。
そんな形で熱気に包まれた中で
即興で台本が創られていき、練習をしていました。
そうやって、みんなで納得しながら作っていったものが、
実際に、全員の前にその劇を演じていくと、
一生懸命やっていても、なんか、コントっぽくなっていくんですよね。
でも、そのコントっぽいのがとっても良くて、
会場全体が笑いに包まれ、
そして、その笑いがとても心地よく、
その笑いに載せられて、また演じてしまう。
そんな感じて、演じることが苦手って言っておきながらも、
自然と演じてしまってい、とっても楽しんでいました。
日常でも演ずることは必要です
演劇WSは、ワークショップなので、
- 参加することが楽しい。
- 仲間と一緒に騒ぐことが楽しい。
なんて色々なことがありますが、
日常生活をする上では、やっぱり演技が必要なんですよね。
例えば、演技するってことは、
怖い上司役を演じて叱咤したり、
陽気な人を演じて落ち込んだ部下を盛り上げたりと、
日常の仕事をするとき等、とっても役立ちます。
自分も、コーチとしても、ファシリテーターとしても、
その場を創るためには、演ずることってやるんですよね。
例えば、コーチングの最中に、
意地の悪い同僚になったり、父親や母親になったり。
そういうことを躊躇無く行えるようにするためにも、
自分自身の枠を広げておく必要があるんですよね。
とはいえ、まだまだ苦手…
でも負けずに研鑚していきます!