少し前のことになりますが、「アジャイルサムライ横浜道場」にて特別編としてワークショップを開催させて頂きました。

『アジャイルサムライ横浜道場 特別編「エンジニアのための現場で使えるコミュニケーション 〜チーム作り〜」』
http://yokohama-dojo.doorkeeper.jp/events/12146

バタバタな開催

概要としては、アドベンチャーラーニングの「チームの発達段階のモデル」を説明し、その後ワークを行ってもらうといったもの。

実は、当初2時間で考えていたワークショップだったのですが、
会の時間が1時間半だとわかり、説明を大幅に削減。
出来るだけワークの時間を減らさないようにと、説明を減らしました。

更に、当日、自分が会場を間違えて到着が遅れ、
10分遅れで開始ということ。
そんなこんなで、バタバタな始まりとなってしまいました。

そんな、自分の準備が整わないままだったので、
早口で話してしまったりと、
申し訳無いことをしたと思っています。
ふかーく反省。 (-_-;

ワークの流れ

そんなドタバタな中で始まったのですが、
当初予定通り「チームの発達段階のモデル」の説明をして、
ワークを実施しました。

「チームの発達段階のモデル」のことは省略して、
ワークの話に進めましょう♪

今回のワークの課題は「ペーパータワーを作る」こと。
その材料として、参加者の方々には、
古新聞を持って来て頂いくことをお願いしていました。

とはいえ、“ペーパータワー”なので、
新聞紙でなくても良いんですけどね。
もし、新聞紙をもってないグループがあったら、
それをどうやって解決するかも、実は楽しみにしていました(内緒)。

今回ワークを実施にするあたり、次の二点を目的としてあげていました。

  • このワークショップのために集まった人達が、成長段階モデル上でどのように変化したかを意識してもらう
  • グループでワークをするにあたり、グループ内で何を合意したかを意識してもらう
  • 普段の開発現場と、このワークとの違いを意識してもらう

そして、これらを、ふり返りの材料にしようと考えていました。

ふり返り

こういうワークショップの中では、
ふり返りを行うことがとても大切になります。
ふり返りをおざなりにすると、
ただ楽しかっただけで何も得られないワークに
なったりしますからね。

そして、ふり返りの材料として、
参加者がワーク中にはどのような行動をしているかの観察とても大事。
ファシリテーターとしては、誰がどういう風に作業に関わっているかをしっかり見ていないと、
ふり返りの中でフィードバックをすることができませんからね。

ふり返りの中では、ワークの目的に関する内容の確認。
そして、自分の現場ではどのような事が起こっているかを
話し合って頂きました。

よくマシュマロチャレンジでチームビルディングをする場合、
他のチームと比べて、高かった等の
結果をすることが多いようですが、
チームビルディングのワークショップでは、
プロセスがとても大事。

自分がどのように関わっていたか?、
そしてそれがグループに対してどのような影響があったか?
それは普段の業務の中でどのような影響となっているか?
などなど、ふり返りポイントはとても多いのです。

ワークショップの進め方

そんな、じっくりしたふり返り時間を終えての最後のレクチャー。
ワークショップの進め方、気を付ける点などについて話し、
終わりました。

普段ワークショップをするときに、意識していない点を話せたと思います。

ふり返り

やっぱり時間の点や、バタバタした中で開始してしまったこと等、
ふり返りポイントは多いです。
とはいえ、アンケートには嬉しいことを書いて頂き、
嬉しい限りです。

参加者レポート

そして、こちらは、参加者レポート。
書いてもらってとても嬉しいので、リンクを貼ります。
ありがとうございました!

『アジャイルサムライ横浜道場 特別編「エンジニアのための現場で使えるコミュニケーション 〜チーム作り〜」に参加しました』
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-146.html