AoH2014Fukushima

『Art of Hosting Nagatoro 2015(AoH Nagatoro 2015)』が
2015.5.3~6 にかけて、埼玉県の長瀞で開催されます。
(写真は、去年のArt of Hosting 2014 Fukushimaのものです)

http://aohj.vision/

Art of Hosting Nagatoro 2015

開催テーマ:
“Art of Participatory Leadership, through Art of Hosting and Harvesting Conversations that Matter”
「私たちの社会に今必要な教育と学び
-異なる価値観や利害を持つステークホルダーと前進するために-」
をテーマに話しつつ、参加型リーダーシップをみんなで学びます。
対象者:
自分の持っている課題やテーマについて、何かアクションをしている方
参加型リーダシップを体験から学びたい方
何となく人と話すのが好きな方
多様性のある人達を関わり合いたい方
等々
プログラム:
2015年5月3日(日) 14:00 から
2015年5月6日(水・祝) 16:00 ごろまで
会場:
いこいの村 ヘリテイジ 美の山
埼玉県秩父郡皆野町皆野 3415 (東京から電車で1時間半程度)
申し込み:
http://peatix.com/event/67728/

詳細は、こちらからどうぞ

Art of Hostingとは

主に欧州で実施されている、参加型リーダーシップを学び実践する合宿型の道場で、
対話を通した複雑性への対応方法を実際に体験して学ぶ場です。

細かい説明は、こちらをご覧下さい。

各種対話手法を実際にホストする側、参加する側として体験したり、
各種方法論について学んだり、他の参加者と交流したりといった体験を通して、
参加者自身の課題やテーマを実現するための行動に繋げていきます。

でも、それだけでは無いものが、Art of Hosting には存在します。

AoH Fukushima 2014 では、
共同創始者の Toka と Monica が来日して、ホストを行いました。
その二人からこんな言葉が語られました。

「方法論は本を読めばよい、Art oh Hosting は方法論を学ぶ場ではない」

“はてな?”という気持ちになる言葉じゃないですか?

ワールドカフェ等を実際にホストして、
その体験を得られるのかと思いきや、
それを学ぶ場ではないとのこと?
意味わからないですよね。

でも、AoH Fukushima 2014 に参加して、それは感じました。

AoH は、Art of Hosting なのです。
HostingのArt (ホストする技能・芸術) を学ぶ場なのです。
参加者をホストする、その心を学ぶ場なのです、
それは、自分の対話の場へ参加者をおもてなす心だったりします。

なので Art には終わりがありません。
Art には、こうなったら正解というのもありません。
常に試行錯誤を繰り返していくものなのです。

Art of Hosting は、その様な目に見えない部分を、合宿という形で学ぶ場だと感じています。

一時期、ワールドカフェがブームになり、至る所で開かれるようになりました。
その中には、形だけのワールドカフェを実施して、
場が盛り上がって良かった良かった、
と言っている主催側の人の声も良く聞きます。

なんの為の対話の場なのか、
ホストするということは、どういう事なのか。
そのような事を考える場として、Art oh Hosting が使われると嬉しいです。

どんなことをするの?

ここでは、目に見えるものとして、
AoH Fukushima 2014 では、こんなことをしましたよ。
という事を書き出します。
とはいえ、Aoh Nagatoro 2015 でも、同じことが実施されるとは限りませんので、ご了承ください。

チェックイン:
AoHの開始時や、毎朝、その時の気持ちや、考えていることなどを話してます。
ホスティングチャンス:
AoH中の中で実際に行われるセッション、
ワールドカフェやOST(Open Space Technology)などを
ホストする権利を取得します。
用意された枠の中に名前を入れていく、早い者勝ち方式です。
朝のワーク:
朝ご飯前など、起きてからの時間に任意の人が集まってワークをします。
これこれをやります!って提案して、それに参加する人たちがやっていました。
AoH Fukushima 2014 では、Toka が 木剣を使った合気道の型を行ったり、
提案で、ラジオ体操や朝の散歩なんかをやっていました。
セッション:
対話のセッションを行っています。
ワールドカフェや、OST(Open Space Technology)、AI(Appreciative Inquiry) 等を実施しました。
何を実施するかは、その時のプログラム次第なので、何を実施するかは当日までわかりません。
レクチャー:
「8 breaths」,「4 fold practice」といった、AoH の 基本的な考え方をレクチャーします。
コレクティブ・ストーリー・ハーベスティング:
AoHの中で行われた事を、ストーリーとして、参加者に伝える時間です
メソドロジーカフェ:
AoH Fukushima 2014 では、
Caotic Path、Caotic Steping Stone、NVC、パワフルクエスチョンなどが実施されました。
AoH Nagatoro 2015 では、どのようなことが用意されているのか、
楽しみですね。
デザインワイザーアクション:
自分の中でやりたいことを提案し、その人を助けたいと思う人が
その周りに集まり、話しを聞きながら、アドバイスをしたり、
その行動に向けてのデザインをしていきます。
パーティ:
アルコールを飲みながら、懇親しました。
チェックアウト:
AoHの終了や、毎日の終わりに、その時の気持ちや、考えていることなどを話します。

ホスティング・チーム

AoH Nagatoro 2015 を運営側として準備を行っているチーム(Hosting Team)には、
これらのチームがあります。
でも、これら以外にも、当日にもチームの募集が行われたりするみたいですよ♪

各チームの説明はこちらにありますが、
個人的な見解で説明します。

Core Team (コア・チーム):
AoH Nagatoro 2015 の開催を指揮するメインチームです。
AoH Nagatoro 2015 の 全チームをホストし、この場を作り上げていくチームです。
Organization Team(オーガナイゼ-ション・チーム):
AoH Nagatoro 2015 の 運営をサポートしています。
会場とのやりとりや、参加者対応等、を引き受けています。
Process Design Team (プロセスデザイン・チーム):
AoH Nagatoro 2015 の 全体的なセッションや各セッションについて、
参加者の学びが深くなるようにプロセスのデザインをしていきます。
ホスティング・チャンスでチャンスを勝ち取った人のコーチ役も担っています。
Harvesting Team (ハーベスティング・チーム):
Harvesting とは収穫のこと。
AoH 2015 Nagatoro の 中で行っている事を記録していきます。
グラフィックという目に見える形でハーベストするかもしれませんし、
体の形や音楽で表現する形でハーベストするのかもしれません。
Joy Team (チーム・ジョイ):
非言語を有効に使い、AoH Nagatoro 2015 の場を盛り上げます。
いつどんなときに、どのようなことが行われるのか、楽しみですね♪

お待ちしています

今回、自分は Team Joy の一員として、参加します。
非言語で、AoHの場を盛り上げるという事にとても興味を持ちました。

とはいえ、一般参加者同様、
ホスティングチャンスを掴んだり、
セッションに参加したり、
そんな Art of Hosting を楽しむつもりです。

この四日間の合宿は、最初は知らない人も多いですが、
セッションをホストしたり、
セッションに参加したり、
セッション外で話しをしたり、
そんな中で、新しい関係性も創られていきます。

去年の AoH Fukushima 2014 で初めて会った人達と、
先日「コンセンサスデザインフォーラム」で会い、
懐かしい気持ちになり、とても楽しい時間を過ごしました。

それ以外にも、仕事がつながったりと、
色々なことがつながっていく場になります。

今回の AoH Nagatoro 2015 はどんな場になることでしょう。
とても、楽しみにしています。

そして、参加お待ちしています。

Hitsujiyama-park_Phlox_subulata_2005
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hitsujiyama-park_Phlox_subulata_2005.jpg