第46回すくすくスクラムで、傾聴のワークショップをコーチ仲間のちばさんと一緒にリードしてきた。
「第46回 すくすくスクラム エンジニアのための現場で使えるコミュニケーション ~傾聴~」
http://sukusuku-scrum.doorkeeper.jp/events/11094
「自分の聴き方に気づき、現場でどうやって聴いたら良いかを考える」を目標として掲げさせて頂き、スタッフ含め、20名の方に体験してもらった。
今回は、「エンジニアのための現場で使えるコミュニケーション」と銘打って、「傾聴」をテーマに開催したけど、IT系コミュニティの勉強会として、技術的な話題ではなく、こういう“聴く力(傾聴)”を取り上げることは、そんなに多く無いと思う。
それでも、21名の募集に対し、キャンセル待ち含め30名の応募が合ったことはとても嬉しい事。
準備として、イスをサークル型に配置して参加者待ち。
サークル型に座席を配置するというのは、対話の場やコミュニケーションの場ではよくやる倚子の配置だけど、こういうIT系の勉強会では珍しい形かな。
それもあってか、参加者がそろって、サークルの中に座っているときは、ほぼ会話の無い状態。
そんなアイスをブレイクしようと、アイスブレイクをやったが、ちょっとだけブレイクした程度…。もう少しネタを出せば良かったという点はふり返りポイント。
その後二人ずつの話し手-聞き手というペアになって、聴くことを体験してもらった。
一回目のワークでは、知らない方同士ということもあり、話を聴く中にもぎこちない雰囲気が流れてたけど、二回目のワークでは、とても場の空気がホットになっていき、みなさん、本当に楽しそうに話され、また、それを楽しそうに聴かれていた。
それはもう、本当に時間で話を止めるのがもったいないと思うくらいの。
通常、こういうワークショップでは、手には何も持たずに聴きましょう。なんて制約をつけて行うけど、今回はそれを言わずにやった。
それでも、膝の上に載せたノートPCは閉じられ、メモ帳も開かれることなく、とても聴くことに集中していたことは、とても印象な出来事だった。
そうやって、ワークをやっていた中では色んな気付きのコメントを頂いた。
- 何も話さないで聴くだけはツライ
- 普段こんなにじっくり聞くことは無いので新鮮だった
- こうやって聴いてもらったら話やすい
- 男性と女性の話の聴き方の違い
- 等々。
まだまだ紹介しきれない位の言葉は、是非、この学びをご自身の現場で活かして欲しいと願っている。
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