先日参加した勉強会で、マインドフルネス と チームや組織の関係が気になったので、
Google社について書かれた2冊の本を並列読みしてみた。

参考までに、そのときのことは書いてます。
マインドフルネスとビジネスの関係

読んだのは、次の2冊。
サーチ! 富と幸福を高める自己探索メソッド
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

サーチ!

Google社では、マインドフルネスに基づくEQ向上プログラムとして、
SIY(Search Inside Yourself) を開発し、
マネージャーやエンジニア 1500人がこのプログラムを受講している。
サーチ!』は、この SIY について書かれた書籍である。

EQと:こころの知能指数。Emotional-intelligence Quotient の略。
「EQは、情動状態を知覚し、思考の助けとなるよう情動に近づき、情動を生み出し、情動や情動的知識を理解し、情動面 や知的側面での成長を促すよう情動を思慮深く調整する能力である」(Salovey & Mayer, 1997)

Team GEEK

ソフトウェア開発における人間的な側面について、
Googleのエンジニアが、開発プロジェクトの中で起こったこと等を、
コラム形式に書いている書籍。
ソフトウェアエンジニア向けに書かれた書籍であり、
専門用語などが多く入っているので、
非エンジニアには読みづらい内容だと思う。

三本柱

この本の中では、チームで働くときのポイントとして、
「HRT」と名付けた三本柱を基盤にして、
人間関係を円滑にしていこうと書かれている。

 ・謙虚(Humility)
 ・尊敬(Reqpect)
 ・信頼(Trust)

これは、エピローグにも
「他のことは忘れても、HRT(謙虚:尊敬・信頼)だけは覚えてほしい」
との記述があるくらい、この三本柱はとても大事な考えとされている。

そして、この三本柱って、EQの一つの側面である。

二冊の関連

Team Geek』 の中では、
マインドフルネスやEQ、SIY についての話は書かれて無く、
巻末の参考図書に『サーチ! 』 の名前が
書かれている程度である。

これは、予想ではあるが、『Team Geek』 は、
ソフトウェアエンジニアに受け入れられやすいように、
そう言う言葉を使わずに書いているんじゃないかな? という気はするが、
明確な言及が無い以上、想像の域を超えることはない。

とはいえ、両方とも Google社について書かれているものであり、
人間の関係性について書かれているものであるという点は共通している。

そして、『Team Geek』 の三本の柱がEQである以上、
Google社の研修である、SIYは少なからず影響していると考える。

ということで、SIY は マインドフルネスが基となっているので、
チームの成長には、マインドフルネスって有効なんだろうなぁとも考える。

具体的にチームや組織に対して、
このような理由でマインドフルネスが有効であるということを言う程ではなかったが、
チームビルディングにマインドフルネスを取り入れるのは、
チームの成長に有効な一つの要素になりうるとと考える。

今後、もっと具体的な事象を探し、マインドフルネスの有効性を探していきたいと考えています。